巨大地形

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巨大地形(きょだいちけい)は、究想の箱庭に存在する地形群である。巨大都市巨大農場巨大工場巨大ビルの4種類が存在する。

発展

条件

単ヘックス処理が地形Aに行なわれ、地形Aと周囲1Hexの地形Bが以下の条件を満たしたとき、その隣り合った2つの地形が一緒に発展することがある。

種類 地形A 地形B
都市 内部人口20100人以上[1] 内部人口20000人以上
農場 5万人
工場 10万人規模 9万人規模以上
商業ビル 20万人規模 18万人規模以上

確率

基礎値を30として、以下の要素に従い数値を増減させる。最終的な値の逆数の確率で発展する。ただし、最終的な値は3を下回らない。処理としては、地形Aの単ヘックス処理を行うときに、地形Bの条件を満たすかの判定を周囲のすべてのマスに対して行い、満たすときに上記確率で発展する。そのため、見た目上はここで示した確率以上に発展する機会を目にすることができる。

巨大都市の場合、一方の都市の内部人口が20000人を超える必要があるため、人口増加率Cが正である必要もある。

順位点による補正があるため、ターン賞間際の方が発展する確率が高くなる。また、犯罪多発などの人口減イベントを発生させてしまうとそのターンの発展は絶望的となる。あらかじめ、警察署の建設、植林気象衛星の建設などできる限りの方策をとって、これらのイベントを発生させないようにしたい。

国連保護利用の是非は多角的に考えねばならないが、少なくとも巨大都市への発展という点では、大きなマイナスとなる。

例1)部門賞を2つ受賞中である。順位点は250。
30-8*2-3より、1/11≒9.09%で発展。
例2)部門賞を2つ受賞中で、国連保護である。順位点は250。
30+170-8*2-3=181より、1/181≒0.552%で発展。
例3)部門賞を14つ受賞中であり、誘致活動実行中であり、人口増イベントも発生した。順位点は3000。
30-20-15-8*14-10=-127だが、3を下回らないので1/3≒33.3%で発展。
例4)部門賞を14つ受賞中であり、誘致活動実行中である。人口増イベントが発生したが、犯罪多発も発生した。順位点は3000。
30+1000-20-15-8*14-10=873より1/873=0.115%で発展。

災害

4種の巨大地形はいずれも、噴火隕石等の地形によらない災害を受ける。地形依存の災害については以下のとおりである。

巨大都市
火災地震津波の被害は受けなくなった。
巨大農場
なし。台風津波の被害は受けなくなった。
巨大工場
なし。火災地震津波の被害は受けなくなった。
巨大ビル
なし。

ミサイル攻撃

巨大地形に通常ミサイルが命中すると、命中した巨大地形は発展する前の地形に戻ってしまう。通常ミサイル命中時の経験値は、巨大地形の種類にかかわらず10で、巨大都市の場合はそれに加え、15000人の難民も発生する。

衰退処理は、すべての島の命令が実行された後なので、同一ターンに対になった巨大地形の両方を攻撃することができる。

衰退

以下の時、巨大地形は発展する前の地形に戻ってしまう。戻った時の規模は地形によって異なる。

  • 人口増加率が一定値を下回った
  • 通常ミサイル攻撃を受けた
  • 対になっている巨大地形の一方が衰退した

人口増加率の条件

人口増加率A, B, Cのいずれかが以下の値未満になった時、以下の確率で元の地形に戻る。

地形 人口増加率A 人口増加率B 人口増加率C 確率
巨大都市以外の巨大地形 -1 -7 40%
巨大都市(病院があるとき) 0 -4 60%
巨大都市(病院がないとき) 3 -3 80%

この条件は、洪水などに見舞われると高確率で満たしてしまう厳しいものである。巨大都市はさらに衰退しやすく、犯罪多発日照りでも崩壊する可能性がある。病院と宝船があれば、犯罪多発か日照りのどちらか一方だけでは崩壊しなくなる。

戻った時の規模

戻った時の規模は元々の地形に応じて異なり、以下のとおりである。

巨大地形 戻った時の規模
巨大都市 19000人
巨大農場 50000人規模
巨大工場 90000人規模
巨大ビル 190000人規模

注釈

  1. 人口増減処理と上限値処理の間に巨大地形への発展処理があるため、内部処理で人口が2万人を超えることがある。