兵器

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兵器(へいき)は、究想の箱庭に存在する資源である。ほとんどの攻撃系計画を実行する際に必要となる。単位は「万トン」である。

入手

工場系地形で、労働力と鉱石・原油を消費して兵器を生産することができる。兵器の生産には特殊なルールが適用されているため、詳しくは次節を参照されたい。

また、兵器購入で1万トン当たり24億円で購入でき、資源取引所で武器組合から1万トン当たり11億円から22億円で購入できる。兵器自体頻用するような資源ではないため、資源取引所で購入するくらいの量に収まることがほとんどである。

生産

以下の条件を満たしたときに、鉱石と原油を消費して、工場巨大工場超巨大工場(工場)地下工場(「最狭義の工場規模」と呼ぶ)とで生産される。ただし、港の規模が最狭義の工場規模を上回るときは、最狭義の工場規模分だけが稼働し、残りは稼働しない[1]。また、本稿では、最狭義の工場規模に補正後港規模を加えたものを便宜上「狭義の工場規模」と呼ぶ。

  • 食料・鉱石・(地下合成石油工場で)原油を生産した後の労働力が、狭義の工場規模数よりも大きい
  • 鉱石・原油の両方がそれぞれ1トン・1万ガロン以上存在する
  • 固有設定で「工場は資金を生産する」にチェックがついていない

狭義の工場規模分の労働者がいないと兵器生産はできないため、むやみに工場を増やしすぎると兵器が生産できなくなってしまう。あくまでも「鉱石・原油を生産した後の労働力」なので、固有設定で「採掘場は資金を生産する」にチェックを付けることで、採掘場に回されるはずだった労働力を工場に回せるようになる[2]

生産量は、狭義の工場規模[千人]・鉱石1トン・原油1万ガロン当たり1万トンであるが、鉱石と原油のいずれかが足りないときは、足りないほうの資源をすべて消費して生産できる分だけの兵器を生産する。このとき、最終的に生産しなかった分の労働者は資金生産に回される。

例1)労働者人口が100万人、農場規模が30万人、採掘場規模が20万人、工場規模が20万人、港規模が40万人、十分な鉱石と原油がある場合
  1. 工場規模<港規模なので、港規模は20万人として計算する
  2. 農場で労働力30万人を消費、残り労働者数は100-30=70万人
  3. 採掘場で労働力20万人を消費、残り労働者数は70-20=50万人
  4. 工場規模(20万人)+補正後港規模(20万人)<残り労働者数(50万人)なので、工場と港は兵器を生産する
  5. 工場と港で労働力40万人を消費、残り労働者数は50-(20+20)=10万人
  6. 10万人は働かない
例2)労働者人口が100万人、農場規模が30万人、採掘場規模が20万人、工場規模が60万人、十分な鉱石と原油がある場合
  1. 農場で労働力30万人を消費、残り労働者数は100-30=70万人
  2. 採掘場で労働力20万人を消費、残り労働者数は70-20=50万人
  3. 工場規模(60万人)>残り労働者数(50万人)なので、工場は資金を生産する
  4. 工場で労働力60万人を消費、残り労働者数は0人
例2')労働者人口が100万人、農場規模が30万人、採掘場規模が20万人、工場規模が60万人、十分な鉱石と原油があり、固有設定で「採掘場は資金を生産する」にチェックがついている場合
  1. 農場で労働力30万人を消費、残り労働者数は100-30=70万人
  2. 採掘場は資金を生産するため、最後に労働力計算を行う。残り労働者数は変わらず70万人
  3. 工場規模(60万人)<残り労働者数(70万人)なので、工場は兵器を生産する
  4. 工場で労働力60万人を消費、残り労働者数は70-60=10万人
  5. 採掘場は資金を生産する。採掘場で労働力10万人を消費、残り労働者数は0人
例3)労働者人口が100万人、工場規模が100万人、鉱石は十分あるが原油が800万ガロンしかない場合
  1. 工場規模(100万人)=残り労働者(100万人)なので、工場は兵器を生産する
  2. 本来の鉱石と原油の消費量は、1000000/1000=1000トン・万ガロンであるが、原油が800万ガロンしかない
  3. 工場で労働力800*1000=80万人を消費、800万トンの兵器を生産し、残り労働者数は100-80=20万人
  4. 兵器を生産した後の工場規模は資金を生産する
  5. 工場で労働力20万人を消費、残り労働者数は0人
例3')労働者人口が100万人、工場規模が110万人、鉱石は十分あるが原油が800万ガロンしかない場合
  1. 工場規模(110万人)>残り労働者(100万人)なので、工場は資金を生産する
  2. 工場で労働力100万人を消費、残り労働者数は0人

利用

ほとんどの攻撃系命令で資金に加えて、兵器が必要資源となっている。ミサイルの場合、発射数にかかわらず以下の必要兵器量を消費する。

計画名 必要兵器量
通常系ミサイル ミサイル発射 1
PPミサイル発射
SPPミサイル発射
リングミサイル発射
STミサイル発射
埋め立て弾発射
S埋め立て弾発射
拡散弾発射
バイオミサイル
陸破系ミサイル 陸地破壊弾発射 10
破壊PP弾発射
核ミサイル発射
誘導弾系 誘導弾発射 0
怪獣誘導弾発射
コロニー落し 200
怪獣派遣(※グラテネスいのら派遣時のみ) 100
S怪獣派遣 200

所有兵器数が必要兵器数を下回るときは兵器を消費せず、「必要な兵器不足のため」という失敗ログが出力され、失敗する。

以下に挙げる理由で失敗する場合は、実行が中止されているにもかかわらず兵器が消費されてしまう。

  • 戦争モードがオンでない箱庭において、ミサイル発射可能数が30発未満の自島以外の島へ核ミサイル発射を実行しようとしたとき
  • 標的島が国連保護である
  • 計画処理時にミサイル基地が存在しない

戦争モード

戦争モードがオンの箱庭においては、他島を標的とする単価500億円未満のミサイル(宇宙・海域系ミサイルを含む)について、資金を消費する代わりに費用の1/10の兵器を消費する。

換金・援助

兵器売却・援助で売却や他島へ援助できる。備蓄条件を超えて取得した兵器については換金される。レートは1万トンあたり6億円である。

注釈

  1. 例えば、最狭義の工場規模が30万人・港規模が40万人であるとき、港による兵器生産は30万人規模分しか行われない。
  2. 例えば、人口100万人(スラム街なし)・農場規模40万人・採掘場規模40万人・狭義の工場規模40万人だった場合、採掘場が鉱石を生産してしまうと、残り労働力は「100-(40+40)=20万人<40万人」となってしまい、工場で兵器を生産できなくなってしまう。しかし、採掘場が資金を生産するようになれば、「100-40=60万人>40万人」となり、狭義の工場規模数分の労働者が確保でき、兵器を生産できるようになる。