Hakoniwa R.A.
Hakoniwa R.A.(はこにわR.A.)とは、KEIによって開発されたCGIゲーム箱庭諸島の一種である。
ゲームの内容
Hakoniwa R.A.では、人口ではなくポイントを競う。ポイントは島の人口・職場・地形等から算出され、これによって順位が決定する。 ただし、アナザーレジェンズモードを採用している場合、ポイントは島の経済力によって算出される。
デザイン・仕様は箱庭諸島2の面影を残しているが、地形の種類は箱庭諸島2のそれよりはるかに豊富である。 究想の箱庭と比べると地形数はやや少ないが、方向性は異なる。 多種ある箱庭諸島の中ではバリエーションに富んでいるほうであると言える。
また、設置されているモデル・設置サイト独自の改造によって、地形や仕様にはいくらか違いがみられる。 箱庭諸島2並みに地形が少ないところ(初期のモデル等)がある一方で、なかには、究想の箱庭よりも多彩な地形・仕様を持つものもある。 改造の多いモデルでは、時として究想の箱庭よりも難易度が高い。
地形の種類
前述の通りHakoniwa R.A.は地形の種類が豊富である。特に特徴的な地形を少し紹介する。
農場と同じく食料を生産する。
- 大学
大学は全部で8種類あり、これを作ることによりそれぞれの生産能力を上げられる(例:軍事大学→軍事技術UP)。
ホテルなどの地形は比較的多数の箱庭で使われているものの飾りアイテムとしての仕様が多く実際に資金を生み出すものとしては使われていないがHakoniwa R.A.では資金を生み出せる仕様である。(リゾート地に限らず他にも多数のものがこのようになっている。)
詳細はHakoniwa R.A.の地形一覧を参照
計画の種類
詳細はHakoniwa R.A.の計画一覧を参照
ミサイル
ミサイル系の命令には、SPPミサイル発射・地形隆起弾発射・核ミサイル発射が追加されている。独自改造によって究想の箱庭のように種類が豊富になっている場合もあるが、そうでない場合R.A.特有のミサイルは上記の3種類のみである。いずれも開発及び怪獣退治向けである。開発元が完全平和系であるため、Hakoniwa R.A.が平和系箱庭を想定して作られたと思われる。また衛星レーザー発射は、ミサイルの代わりとして怪獣退治にしばしば用いられる。
怪獣
怪獣は全体として種類豊富であると言える。
詳細はHakoniwa R.A.の怪獣一覧を参照
開発への影響
序盤の開発
標準の箱庭諸島では、序盤は資金繰りや食料輸出・伐採により資金を得て農場や工場を建設するが、箱庭RAにおいては、初期資金が2000億円あることから、序盤から農場や工場・発電所を建設することができ、早くから安定した収入を得ることができる。
また、氷河の上に遊園地建設する事で天然スケート場を建設でき、1000億円から1500億円の高額な収入に。
資金が25000億円を越えたら、海あみゅの周りを遊園地と多目的スタジアムで囲む(所謂海あみゅフォーメーション)ことにより、毎ターン10000億円以上の安定した高収入を得ることができる。
中盤の開発
中盤においては、埋め立てによる陸地の増加や食物研究所建設や海あみゅの増設が中心となる。
他の箱庭諸島とは違って人口は宇宙ステーションで増加させることができるので、怪獣が出現しない50万人以下の人口に抑えておくのが賢明と言える。
人口分の職場を建設した後は大学を建て、生物大学と動物園を活用した効率の良い怪獣退治(例としてスライム狩り)を始めることで安定した軍事技術稼ぎができる。
都心を作成しての首都構築もこの時期に始めるようになる。
終盤の開発
終盤においては、文部科学省の建設や宇宙ステーションの打ち上げが中心となる。
大学を全種類揃えたり、ケーキ工場を建てて宇宙ステーションの維持費を賄うことが重要になる。
最終的に島は総合大学と海あみゅとコスモ発電所で埋め尽くされ、収入は宇宙ステーションの人口に頼る形となる。