「島生成アルゴリズム」の版間の差分
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島の面積を大きく左右するのがステップ4の処理である。 | 島の面積を大きく左右するのがステップ4の処理である。 | ||
2025年11月3日 (月) 23:26時点における最新版
島生成アルゴリズム（しませいせいアルゴリズム）では、新規登録時の島の生成アルゴリズムについて述べる。
以下のステップを踏むことにより、多様な島の形状が生み出される。
ステップ
- すべてのマスを海にする。
- 島の大きさをn（(0,0)～(n-1, n-1)のマスがある状態）とした時、(n/2-1, n/2-1)を島の中心とする。n=12の場合は(5, 5)が島の中心となる。
- (島の中心-1, 島の中心-1)～(島の中心+2, 島の中心+2)の4×4=16マスを荒地にする。n=12の場合は(4, 4)～(7, 7)が荒地になる。
- 以下の1～2の処理を120回繰り返す。
- 以下の1～2の処理を森の総数が4マスになるまで繰り返す。
- 以下の1～2の処理を村の総数が2マスになるまで繰り返す。
- 以下の1～2の処理を山の総数が1マスになるまで繰り返す。
- 以下の1～2の処理をミサイル基地の総数が1マスになるまで繰り返す。
初期状態における島の最大・最小面積
島の面積を大きく左右するのがステップ4の処理である。
ステップ4で周囲1Hexに陸地が存在する海・浅瀬マスが抽選されれば、1マス当たり2回の抽選で海→浅瀬→荒地になり、島の面積増加に寄与する。(2, 2)～(9, 9)のマスの内、ステップ4突入時に海であるもの[1]は、8*8-4*4=48マス存在する。これらのマスがそれぞれ2回以上抽選されれば範囲内のすべてのマスが荒地もしくは平地となるが、48*2=96<=120からその事象は発生しうる。ステップ5以降の処理はステップ2の範囲内での処理のため、島の面積増加に寄与しない。したがって初期島の最大面積は6400万坪である。
ステップ4で周囲1Hexに荒地が存在しない海・浅瀬マスが抽選されれば、島の面積増加に寄与しない。例えば120回(2, 2)が抽選されればこの条件を満たせる。ステップ5以降の処理はステップ2の範囲内での処理のため、島の面積増加に寄与しない。したがって初期島の最大面積は1600万坪である。
備考
ステップ4で陸地を増やす処理は、周囲1Hexに陸地があることを条件に行われる。したがって、初期島形成時に本島から海や浅瀬で分断された離島が生成されることはない。
他の箱庭におけるバリエーション
究想の箱庭
究想の箱庭では、以下の追加・変更要素が存在する。
- 各10%の確率で「島の中心」が+1～2、もしくは-1～2される。
- ステップ3の荒地にするマスが「(島の中心-2, 島の中心-2)～(島の中心+2, 島の中心+2)」の25マスになっている。
- ステップ4の抽選繰り返し回数が100回になっている。
- ステップ7（山の配置決め）で抽選するマスが「(島の中心-3～+4のランダム値, 島の中心-3～+4のランダム値)」になっている。
- ステップ8（ミサイル基地の配置決め）がミサイル基地が3つ設置されるまで繰り返される。また、抽選するマスが「(島の中心-1～+4のランダム値, 島の中心-1～+4のランダム値)」になっている。
- ステップ8の次に農場が1か所に設置される。抽選マスは「(島の中心-1～+2のランダム値, 島の中心-1～+2のランダム値)」
- 管理者のみ設定・閲覧できる「初期面積サイズ」の設定値が用意されている。既定では、最大44マスと設定されており、ステップ4の繰り返し回数が100回であるため、島の面積はある程度ランダムになるが、この値を設定するとステップ4の抽選繰り返し回数が999回になり、事実上指定の面積になるまで陸地化を繰り返すようになる。また、設定値によっては、各ステップの抽選マスの範囲が広がる。
注釈
- ↑ すなわちステップ3で荒地になる(4, 4)～(7, 7)を除いたマス
